関西支部設立の歴史(今後の想い)

わが母校、石川県立工業高等学校は日本の工業系高校の中で最も早く開校したことから、全国に先駆けて創立100周年記念式典を昭和62年(1987年)に開催することになりました。

しかし、この記念すべき式典を全国の卒業生の協力も得て盛り上げようとするも、関東支部以外には支部組織がなく、当時の南幸雄校長(元、母校の工化科担任)・式典委員長等が関西・東海を回られ、かつて担任をしていた旧知の卒業生等に各地区同窓会支部の設立と100周年記念式典の盛大開催の助力要請が行われました。その結果として昭和58年(1983年)11月23日に関西支部発足総会が開催されました。

そして、4年後の開催された母校100周年記念式典には、関東・東海・関西の各支部が共に参加し盛大に式典を盛り上げることが出来ました。

その後の関西支部は2府4県という広域による集まりにくいという弊害を避けるため、関西支部(大阪・兵庫・和歌山)と京滋奈支部(京都・滋賀・奈良)に分かれて活動を始めました。しかし、時の経過とともに支部会員や役員の減少に伴う支部運営の難しさが生じ、新たに関西支部としての合併の必要性が議論されました。結果的に平成25年(2013年)4月に関西支部・京滋奈支部が合同で支部総会を開催し、再合併により新生「関西支部」として活動をしていくことが承認されました。

そして、母校の130周年記念式典を盛り上げることができました。

尚、130周年記念式典事業として校門が新設されましたが、関西支部からの『きれいな校門を作ってあげたい』との提案が基となり、本部が苦心され無事完成に至ったことに対し、関西支部として少しでも母校に恩返しできたと嬉しく思っています。

最後に、関西支部の総会はコロナ禍の影響で2年間延期されましたが、令和4年9月18日に、「支部設立40周年記念関西支部総会」として、校長・同窓会本部会長・副会長・事務局長・関東支部長のご列席を賜り、無事開催できたことに対しホッとすると共に、母校を思う気持ちで発足した関西支部が紆余曲折を経て40年続いたことに対しても感慨深いものがあります。

今後も母校の応援団として、若い会員たちと一緒に新しい支部運営を刷新・継続していければと思いますので、是非とも皆さんの積極的な参加をお待ちしております。 

関西支部 令和5年度 役員名簿

支部長古屋 悠史昭39 デザイン科
顧 問加藤 吉辰昭34 化学科
副支部長松川 竹里昭30 木芸科
副支部長高橋   啓昭34 化学科
副支部長沖野 孝吉昭34 木芸科
副支部長吉嶋 勝二昭35 紡織科
会計監事 兼 副支部長中川 政治昭29 塗装科
幹 事長屋   良昭28 紡織科
幹 事川崎 松男昭38 工化科
幹 事田端  稔昭62 工化科
事務局長小坂 和正昭42 デザイン科

関西支部の2府4県の会員数

令和4年10月現在

府県名支部員数
大阪(府)119人
京都(府)76人
兵庫(県)64人
滋賀(県)35人
奈良(県)23人
和歌山(県)1人
(関西2府4県)318人